東京、神奈川・横浜、千葉の不動産売買・賃貸│ロイヤルハウジング

第2回 高齢者事業部副部長 星野 千鶴
谷本:
この度、ロイヤルハウジンググループ上席執行役員に就任いたしました、谷本有香です。
今回は、ロイヤルグハウジングループにおいて初めて女性副部長に昇進された、星野さんとの対談の機会をいただき、大変嬉しく思います。まずは、星野さん、この度はおめでとうございます。
星野:
ありがとうございます。このような大きな責任を任せていただき、大変光栄に思います。
谷本:
私はこの春からこちらに携わるようになったので、ぜひロイヤルハウジンググループの魅力をもっと知っていきたいと思うのですが、星野さんにとって、この会社は一言で言うとどのような会社でしょうか。
星野:
そうですね、一言で言うと「現場の意見を取り入れてくれる会社」だと思います。
木島社長を含む重役の方々が、1日1回必ず現場を回ってくださるんですよ。
特に会議があるわけでもなく、ほとんどは雑談なんですが(笑)。
当社ほどの会社規模になると、社長や重役の方々が現場を回ってくださることってなかなかないと思うんですが、ここでは私が入社して以来、その習慣がずっと続いていますね。
谷本役員
星野副部長
谷本:
それはすごい!ちなみに星野さんはいつ入社されたんですか?
星野:
新卒で入社し、10年くらいになりますね。
谷本:
となると2007年頃の入社ですね。就職氷河期と呼ばれたとても大変な時期だったように思われますが。
星野:
そうですね。当時、私はアパレルの販売員になりたくて、たくさんの会社を受けていました。ですが、全く内定がでませんでしたね。もう少し業界を広げようと思って、ロイヤルを受けて、そこで初めて内定がでました。
谷本:
アパレル業界を目指されていたにも関わらず、こちらに就職を決めた理由はなんだったんでしょうか。
星野:
人事の方の対応がとても丁寧で、印象がよかったんです。 電話越しでの話し方もそうですし、面接の際も物腰がとても柔らかく、アパレル販売員にも通ずるものを感じました。
谷本:
面接で感じた印象と、入社後の印象に違いはありましたか?
星野:
違いはありませんでしたね。むしろ人事以外の方もみなさん、周囲の意見をきちんと聞いてくれましたし、これが本当にこの会社の社風なんだなと思いました。 今もその印象は変わりません。
星野副部長
谷本:
今、星野さんは、サービス高齢者向け賃貸住宅を担当されていますが、こちらはどのようなお仕事なんでしょうか。
星野:
60歳以上の方を対象にした安否確認・生活相談サービスが付いたバリアフリー賃貸住宅の提案です。身の回りのことはまだご自身できるけれど、一人で生活するのが不安という方で、お住み替えを検討されるご高齢の方のご相談をお受けするのが、私の主な仕事ですね。
谷本:
入社してずっとそのポジションに?
星野:
いえ、実は私は入社して3年間は賃貸の営業をしたんですが、アパレルの夢が捨てきれず、一回この会社を辞めたんです。2年間アパレルの販売をした上で、またここに戻ってきました。そのときにこの部署に配属になったんです。
谷本:
憧れのアパレルを辞めて再びここに戻ろうと思ったきっかけはなんですか?
星野:
私は年齢を重ねていっても仕事を続けたかった。そう考えたとき、アパレルの販売員となるとずっと長く働くのは難しいと思ったんです。それならもう一回、今度は宅建の勉強をして不動産会社に戻ろうと。賃貸の営業をするつもりだったんですが、新しい部署を立ち上げるから一緒にやらないかと、お声がけをいただいて、それから10年、この部署で勤務しています。
谷本:
高齢者のサービスは、いわゆる賃貸とは少し違うと思いますが。
星野:
そうですね。賃貸はすぐに結論を出される方が多いのですが、高齢者住宅はそうはいきません。何度も話をした上で、やはり住み替えはしないという結論にいたる方もたくさんいらっしゃいます。
谷本
しかし、営業という職業柄、売上げも気にしなくてはいけないポジションですよね、それはどうされているんですか?
星野:
メンバーにも言っていますが、例えすぐに結果に結びつかなくても、お客様がハッピーになる提案をするように心がけています。そうするとお客様が新しいお客様を呼んできてくださる。最終的に、時間はかかっても売上げに繋がるんです。
谷本:
ロイヤルハウジンググループ初の女性副部長に昇進された星野さんですが、今後目指していきたいことはなんですか?
星野:
当社の社風である、「現場の意見を取り入れること」を大切にしていきたいですね。
谷本:
私は今まで世界中の女性リーダーにインタビューをさせていただいた経験があります。正直まだまだ女性としてリーダーをやる上で大変な現状も目の当たりにしてきましたが、そのあたりはどうお考えですか?
星野:
そうですね、正直、日本の会社はまだまだ縦割りの部分があるかと思いますが、そのようなところに私が横串を刺していけるような存在になりたいと考えています。
谷本:
なるほど、企業の意見を横断できる存在というのは、確かにこれからのロイヤルハウジンググループにおいてもとても大切なことですね。これからの星野さんの活躍を期待しています。今日はありがとうございました。
星野:
こちらこそ、ありがとうございました。